みなさんこんにちは!
いよいよ楽しいクリスマスが近づいてまいりましたね。
私のお教室ではクリスマスケーキのレッスンや
クリスマスのパン「シュトーレン」、「クグロフ」のレッスンで
毎日忙しくしています。
この季節ならではのデコレーションやラッピングを
するのがとても楽しく、パンやお菓子などの贈り物
に積極的に活用しています。
今日作ったのはホシノ天然酵母を使ったクリスマスの
リースパンです。
レーズン、オレンジピールを入れた生地を三つ編みにして、
リース型に焼き上げました。
天然酵母で作ったのでしっとりと風味があり、
おいしいナチュラルパンです。
むずかしそうな生種おこしもホームベーカリーを活用すれば
24時間入れておくだけででき、ラクラク作れます。
パンも粉糖をふりかけ、クリスマスの飾りを飾ったら素敵な
リースになりました。
■ホシノ天然酵母のクリスマスリースパン
材料
強力粉 250g
生種 25g
砂糖 20g
塩 4g
水 155g
無塩バター 25g
レーズン 50g
オレンジピール 30g
■ホシノ天然酵母の生種おこし
ホシノ天然酵母パン種 50g
水(30℃) 100g
1.付属の容器にパン種と水を入れ、清潔なスプーンでよく混ぜる。
2.羽根を外したパンケースに入れ、「生種おこし」をスタート。
3.約24時間後、アルコール臭がしてトロトロの状態になったら出来上がり。
*生種は冷蔵庫で2週間保存可能。
この分量で食パン4,5斤作れるくらいの量です。
作り方
【1】レーズン、オレンジピールはレーズン・ナッツ容器に入れ、
パンケースに残りの材料を入れ、天然酵母の生地コース(レーズンあり)をスタートする。
【2】一次発酵が終わったら生地を取り出し、3等分に丸め、ベンチタイムを20分とる。
【3】30cmのひも状にのばし、三つ編みをする。
【4】リース型に成形する。
【5】天板にのせ二次発酵を40~50分とり、約2倍程度の大きさになったら
卵をぬり、180℃で25分焼く。
【6】冷めたら粉糖をふりかけ、クリスマスの飾りをつける。
2008年12月22日 (月)
みなさんこんにちは!
いよいよ12月ですね!!
街はクリスマス色に彩られ、あちこちに美しく
イルミネーションが輝くこの季節が、私は大好きです。
この時期はお菓子やパンが贈り物としても喜ばれますので、
せっせと作ってはお世話になった方たちに
お送りするのが毎年の習慣となりました。
だれもがお菓子やパンを目にすると笑顔になり、
本当に幸せな気分になります。
それが何より作り手にとってはうれしいことですよね。
今年は最近のトレンドで、塩味のクグロフを作るのに凝っています。
クグロフとは、ヨーロッパで食べられる
丸い溝のある型で焼いたお菓子やパンのことです。
司祭様の帽子の形に似ていることからこの名前が付けられました。
ヨーロッパではこの時期になるとクリスマスマーケットが立ち並び、
たくさんのクグロフが売られています。
通常はドライフルーツを入れて焼く甘いパンなのですが、
最近はワインのおともに、アペリティフとして食される
塩味のクグロフも見かけるようになりました。
食事パンとしてもつかえるので重宝するパンです。
具材はお好みでアレンジできます。
おいしく作るポイントは生地を冷蔵庫で一晩寝かせることです!!
ゆっくりと低温発酵させて風味を引き出します。
こねあがりはかなり柔らかい生地になりますが、失敗ではありません。
そのまま発酵させると扱いやすい生地になります。
焼き上がりはふわふわしていてリッチでおいしい生地です。
■塩味のクグロフ
(12センチのクグロフ型3個分)
材料
強力粉 175g
薄力粉 75g
グラニュー糖 20g
塩 7g
卵2個(М)と牛乳で190g
ドライイースト 7g
バター(無塩) 125g (室温)
ベーコン 100g
たまねぎ 1/2個
オリーブ 30g
くるみ 30g
(お好みでチーズなどもOK)
作り方
【1】卵は常温、牛乳は人肌に温める。バターは室温に戻す。
【2】ベーコンと玉ねぎを薄切りにし、少量の油で炒め、冷ましておく。
【3】オリーブは輪切りにし、くるみは粗く刻む。
【4】パンケースに強力粉~卵と牛乳までを加え、ドライイーストを
イーストケースに入れ、生地コースでこねる。
【5】こねはじめて生地が一つにまとまったらバターを3,4回に分けて加える。
【6】こね終わったらボールにあけ、具材を混ぜ、ラップをして冷蔵庫で一晩寝かせる。
*冷蔵庫での保存は24時間まで。
そのまま作りたいときには一次発酵60分とる。
【7】翌日冷蔵庫から生地を取り出し2時間くらい室温において常温に戻してから、
2倍程度の大きさになるまで発酵させる。
(気温により異なりますがトータルで3時間くらい)
【8】生地が膨らんだら3等分に分割して丸め、15分ベンチタイム。
【9】型にバターを薄くぬり、生地を型に入れ、二次発酵を40~50分とる。
【10】180℃に余熱したオーブンで20~25分焼く。
【11】焼き上がったら型から取り出し網などの上で冷ます。
2008年12月08日 (月)
飯田 順子
お菓子研究家。
結婚後、かねてから大好きだったお菓子の研究をスタート。専門書をたよりにお菓子を作り続ける一方で、パティシエによる講習会にも参加し、独自のレシピを開発。
1998年より料理教室を始める。丁寧な指導に加え、フランス菓子の歴史や文化を解説するレッスンは大好評で、生徒数は350人にも及ぶ。スイーツファンを集めて、都内の有名パティスリー巡りやフランスへのスウィーツ・ツアーを定期的に実現する一方で、自らもフランスのエコール・リッツ・エスコフィエやルノートル パリ校でフランス菓子について本格的に学ぶ。
2008年KARACUのディレクトゥールに就任し、商品開発を手掛ける。ケーキやパンなどに関する著書多数。2011年4月より自宅にてパン・お菓子教室「アトリエフェーヴ」を主宰。
![](/blog/bakery/img/left_box02_tit03.jpg)
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