Panasonic ideas for life 個人向け

JAPAN

サイト内検索

ベーカリー倶楽部

パナソニック・ホーム 個人向けトップ > くらしを楽しむ情報 > ベーカリー倶楽部 > フェーヴのパン日記

お菓子研究家・飯田順子さんの、パナソニックのホームベーカリーで作るパンのレシピや情報が満載のブログです。

ベーカリー倶楽部トップへ フェーヴのパン日記 トップへ
 

自家製フルーツ漬けでシュトーレン!

みなさんこんにちは。

あっという間で12月になり、毎日がバタバタと過ぎていきますね。

今日はこの時期に使える自家製ドライフルーツ漬けを使って、
ヨーロッパのクリスマスのパン、シュトーレンを作りました。


シュトーレンはもともとはドイツのパンで、
かつては輸入品が多く出回っていましたが、
いまやいろいろなパン屋さんやお菓子屋さんで
自家製シュトーレンを作る店が増えてきました。


このパンはたっぷりのバターやドライフルーツを使っていて、
2~3週間日持ちがするので、クリスマスの贈り物にピッタリです。


私も毎年この時期になるとたくさん作って、
今年1年の感謝をこめてお世話になった方へお送りしています。

毎日少しずつずつクリスマスまで切り分けて食べられるので、
結構喜ばれます。


独特の山のような形をしていますが、
これはキリストのおくるみを意味しているといわれています。

一切れにずっしりとフルーツやアーモンドが詰まっていて、
食べ応えのあるしっとりとおいしい甘いパンです。


シュトーレンを本格的に作るには、中種と本種を作り、
ゆっくり発酵させるやり方が一般的なのですが、
今日はもう少しやさしく簡単に作れるように、ホームベーカリーを使ってこね、
ドライイーストで家庭でも出来るレシピをお教えします。


とはいえ少し手間がかかるかも知れませんが、
たまにはゆっくりとパンを作る時間を持つと、
忙しいこの時期でも心が落ち着いて良いことだと私は思います。


おまけにドライフルーツを自家製で作るとコストも安くておいしくできます。

作り方はいたってシンプルで、
好みのドライフルーツをラム酒かブランデーにつけておくだけです。
これで1年はもちます。3日目くらいから使えます。

私は余ったドライフルーツたちを何でも入れています。
たとえばレーズン、いちじく、プルーン、ドライいちご、
ドライブルーベリー、クランベリーなどを今年は入れました。

オレンジピールやレモンピールもよく合います。

お世話になった方のお顔を思い出しつつ、
想いを込めてシュトーレンを作ってみてはいかがでしょうか。

■シュトーレン(25㎝1本分)

強力粉   250g
シナモン  小さじ1/2
砂糖    50g
塩     4g
ドライイースト  4g

卵1個と牛乳 あわせて160cc(30℃くらい)
無塩バター(室温) 80g
ミックスフルーツ  70g
アーモンド(またはくるみ) 30g

仕上げ用溶かしバター50g
グラニュー糖、粉糖 適量


【1】強力粉~塩までをパンケースに入れ、ドライイーストはイースト容器に入れる。

【2】アーモンド、ミックスフルーツは5mm以下に細かくしてから、レーズン・ナッツ容器に入れる。

【3】軽く温めた牛乳と卵、室温に戻したバターを入れ生地コースをスタートする。

【4】こね終わって一次発酵を50分とる。
(こね終わった時に手持ちのタイマーをセットしてそのまま50分パンケースに入れておくとよい)

【5】発酵ができたら生地を取り出し丸めなおして15分ベンチタイム。

【6】生地を麺棒で楕円にのばし、3㎝ほどずらして二つ折りにする。

【7】40~50分二次発酵を取り、180℃で35~40分焼く。

【8】熱いうちに溶かしバターを刷毛でぬり、粗熱が取れたらグラニュー糖をまぶす。

【9】冷めたら粉糖をまぶす。


乾燥しないようにしっかりとラップなどでくるみ、袋に入れておけば2,3週間持ちます。

yun1977

2010年01月07日 (木)


自宅で作ってプレゼントできたら素敵ですね♪来年チャレンジ♪

azus@

2009年12月25日 (金)


今の時期、沢山出回ってますね。
パン屋さんとかにも沢山あるので気になってます。
おうちでつくれるなら試したいです!

                        コメント数(2) | コメントを全部見る            

コメントする

※コメントするにはCLUB Panasonic会員登録が必要です。

 
 

クリスマスのメインに子羊の簡単ローストはいかが?

みなさんこんにちは。

街にもツリーが点灯され、
日を追うごとにクリスマスが近づいてきましたね。
12月は街並みも華やいで、なんだかわくわくして
毎年この時期とても好きな季節です。


今日はお教室で作った子羊のローストをご紹介します。

これは子羊の肉「ラムチョップ」に塩こしょうしてマスタードをぬり、
ハーブパン粉をのせて焼くだけの簡単メニューです。

パリの人たちの普段のお惣菜やレストランのメニューとしても作られ、
チキンでもよく作ります。

チキンで作ると「鶏肉のディアブル悪魔風」なんて名前になったりします。
きっとマスタードをきかせるところが悪魔風なんでしょうね。。。
(でも辛くはないです。粒マスタードですから。)


パン粉は手作りのパンで作ったらなおさらおいしいですよ!
子羊は少々くせがありますがマスタードでうまく打ち消してくれて、
ハーブがきいているのでおいしくいただけます。

ラムは女性には太りにくいお肉ですのでうれしい限りです。
そのほか牛、豚肉でも、なんでもよくあいます。
ご家庭でアレンジしやすいので今年のクリスマスのおすすめです!


お教室ではスチームオーブンレンジ ビストロのグリル上面焼きを使って7分で焼いてます。


■子羊のロースト(4人分)

子羊のラムチョップ   4本(またはチキン、豚肉などでもOK)
パン粉         大さじ3
にんにく        ひとかけ(みじん切り)
好みのハーブ      小さじ1/2(パセリ、ドライハーブなど)
オリーブオイル     大さじ1

塩・こしょう      適量
マスタード       適量

グリーンレタス
じゃがいも(薄切りにし塩こしょうしてオリーブオイルでソテーしたもの)
ゆでたまごなどの付け合わせ
各少々


【1】子羊のラムチョップに塩・こしょうし、マスタードをぬる。
【2】パン粉、にんにくのみじん切り、ハーブ、オリーブオイルをよく混ぜ、肉の上にのせる。
【3】ビストロオーブンの上面グリルで7分焼く。
【4】付け合わせのじゃがいものソテー、ゆで卵、グリーンリーフとともに盛り付ける。
(クリスマスなら赤いプチトマトと緑のブロッコリーがお勧め)


※一緒に写っているのは、手作りマロンパンです!

koneko*

2009年12月16日 (水)


ことしはおうちでクリスマスパーティの予定なので、参考にします♪

☆沙耶☆

2009年12月09日 (水)


こんな素敵なクリスマスディナーが作れたらいいです☆ラムチョップ食べたことないので、作る前にどこかで買って食べてみないとどういう味か分からないけれど。。。

coccoc

2009年12月03日 (木)


ラム肉を扱ったことは無いのですが、他のお肉でもできそうですね♪マスタードとハーブパン粉は色々と使えそうです!

                        コメント数(3) | コメントを全部見る            

コメントする

※コメントするにはCLUB Panasonic会員登録が必要です。

 
 

飯田 順子
お菓子研究家。
結婚後、かねてから大好きだったお菓子の研究をスタート。専門書をたよりにお菓子を作り続ける一方で、パティシエによる講習会にも参加し、独自のレシピを開発。
1998年より料理教室を始める。丁寧な指導に加え、フランス菓子の歴史や文化を解説するレッスンは大好評で、生徒数は350人にも及ぶ。スイーツファンを集めて、都内の有名パティスリー巡りやフランスへのスウィーツ・ツアーを定期的に実現する一方で、自らもフランスのエコール・リッツ・エスコフィエやルノートル パリ校でフランス菓子について本格的に学ぶ。
2008年KARACUのディレクトゥールに就任し、商品開発を手掛ける。ケーキやパンなどに関する著書多数。2011年4月より自宅にてパン・お菓子教室「アトリエフェーヴ」を主宰。

 
 
 
 

RSS 2.0RSSで購読する

RSSリーダーに登録しておくことで、特派員レポートの更新内容をいち早く知ることができます。

※別途RSSリーダーが必要です。
※RSSやRSSリーダーについてのお問い合わせにはおこたえすることができませんのでご了承ください。

 

メインコンテンツはここで終わりです。

ページの先頭へ

パナソニック・ホーム 個人向けトップ > くらしを楽しむ情報 > ベーカリー倶楽部 > フェーヴのパン日記