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お菓子研究家・飯田順子さんの、パナソニックのホームベーカリーで作るパンのレシピや情報が満載のブログです。

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塩味のクグロフ

みなさんこんにちは!
いよいよ12月ですね!!
街はクリスマス色に彩られ、あちこちに美しく
イルミネーションが輝くこの季節が、私は大好きです。

この時期はお菓子やパンが贈り物としても喜ばれますので、
せっせと作ってはお世話になった方たちに
お送りするのが毎年の習慣となりました。

だれもがお菓子やパンを目にすると笑顔になり、
本当に幸せな気分になります。
それが何より作り手にとってはうれしいことですよね。

今年は最近のトレンドで、塩味のクグロフを作るのに凝っています。
クグロフとは、ヨーロッパで食べられる
丸い溝のある型で焼いたお菓子やパンのことです。
司祭様の帽子の形に似ていることからこの名前が付けられました。

ヨーロッパではこの時期になるとクリスマスマーケットが立ち並び、
たくさんのクグロフが売られています。

通常はドライフルーツを入れて焼く甘いパンなのですが、
最近はワインのおともに、アペリティフとして食される
塩味のクグロフも見かけるようになりました。

食事パンとしてもつかえるので重宝するパンです。
具材はお好みでアレンジできます。

おいしく作るポイントは生地を冷蔵庫で一晩寝かせることです!!
ゆっくりと低温発酵させて風味を引き出します。

こねあがりはかなり柔らかい生地になりますが、失敗ではありません。
そのまま発酵させると扱いやすい生地になります。
焼き上がりはふわふわしていてリッチでおいしい生地です。


■塩味のクグロフ
(12センチのクグロフ型3個分)

材料

強力粉    175g
薄力粉     75g
グラニュー糖  20g
塩       7g
卵2個(М)と牛乳で190g 

ドライイースト     7g
バター(無塩)  125g (室温)

ベーコン    100g
たまねぎ    1/2個
オリーブ    30g
くるみ     30g
(お好みでチーズなどもOK)

作り方
【1】卵は常温、牛乳は人肌に温める。バターは室温に戻す。
【2】ベーコンと玉ねぎを薄切りにし、少量の油で炒め、冷ましておく。
【3】オリーブは輪切りにし、くるみは粗く刻む。
【4】パンケースに強力粉~卵と牛乳までを加え、ドライイーストを
   イーストケースに入れ、生地コースでこねる。
【5】こねはじめて生地が一つにまとまったらバターを3,4回に分けて加える。
【6】こね終わったらボールにあけ、具材を混ぜ、ラップをして冷蔵庫で一晩寝かせる。
  
*冷蔵庫での保存は24時間まで。
 そのまま作りたいときには一次発酵60分とる。

【7】翌日冷蔵庫から生地を取り出し2時間くらい室温において常温に戻してから、
  2倍程度の大きさになるまで発酵させる。
(気温により異なりますがトータルで3時間くらい)
【8】生地が膨らんだら3等分に分割して丸め、15分ベンチタイム。
【9】型にバターを薄くぬり、生地を型に入れ、二次発酵を40~50分とる。
【10】180℃に余熱したオーブンで20~25分焼く。
【11】焼き上がったら型から取り出し網などの上で冷ます。

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飯田 順子
お菓子研究家。
結婚後、かねてから大好きだったお菓子の研究をスタート。専門書をたよりにお菓子を作り続ける一方で、パティシエによる講習会にも参加し、独自のレシピを開発。
1998年より料理教室を始める。丁寧な指導に加え、フランス菓子の歴史や文化を解説するレッスンは大好評で、生徒数は350人にも及ぶ。スイーツファンを集めて、都内の有名パティスリー巡りやフランスへのスウィーツ・ツアーを定期的に実現する一方で、自らもフランスのエコール・リッツ・エスコフィエやルノートル パリ校でフランス菓子について本格的に学ぶ。
2008年KARACUのディレクトゥールに就任し、商品開発を手掛ける。ケーキやパンなどに関する著書多数。2011年4月より自宅にてパン・お菓子教室「アトリエフェーヴ」を主宰。

 
 
 
 

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