みなさん、第九話に続く後編の第十話、
安積ハンチョウと高城管理官の感動的な和解シーン(!)を
ご覧いただけましたか?
ハンチョウ史上初の前編・後編では、
これまでおぼろげだった高城管理官の人物像もはっきりしてきました。
警察の巨大組織と友情と愛の狭間で翻弄されてしまうひとりの男。
しかし今度は、大物政治家の圧力にも屈することはありませんでした。
最後は危機一髪でしたが、なんとかみんな無事でよかった~(-。-;)
高城管理官については、TBS番組公式サイトの
佐野史郎さんインタビュー(ゲストコメント)もご覧くださいね。
さて、今回も、取材こぼれ話をちょっと。
ドラマを見ていて、どうしても気になっていたのが
安積ハンチョウのマグカップ。
これももちろん、美術さんの制作物。
残念ながら、市販はされておりません。
ハンチョウがこのカップでコーヒーを飲むシーン、よく出てきますね。
安積班6人のメンバー分のカップも、ちゃんとそろっていましたよ。
それとハンチョウの机。
机の背後のブラインドの向こう側は、実はこうなっていました!
台本まで発見!
いちばん上に載っているのは、
その日に行われる撮影シーンなどが書かれている割本と呼ばれるもの。
表紙の下には、毎回ADさんがあいさつ文を書かれているとのこと。
出演者や制作スタッフのみなさんも、
これを読むのをひそかに楽しみにしているそうです。
いろんなスタッフさんが、
現場を盛り上げるために工夫されているんですね。
さあ、ハンチョウ・シリーズ2も遂に最終回です!
第11話シーン画
ある日、安積(佐々木蔵之介)たち安積班は
拳銃密売人の坂口(小林一英)を追っていた。
そして現行犯逮捕直前で坂口は逃走。
行方を追う安積は謎の男から坂口と間違えられ、拳銃を頭に突きつけられてしまう。
その男はパク・セジュン(リュ・シウォン)というソウル市警の刑事。
パクはイ・ジョンテ(波岡一喜)という男を追って韓国からやってきたのだ。
ジョンテは5年前に収監され先日脱獄した連続殺人犯。
そのジョンテが日本に入国し、拳銃を求めて坂口と接触したという。
安積はジョンテと坂口の関係を聞くがパクは口をつぐむ。
さらにジョンテの事件は韓国の事件だと安積の介入を拒む…。
(あらすじはコチラ)
満を持していよいよ登場のリュ・シウォンさん。
初めての刑事役ということで、アクションシーンもあって見どころたくさん。
第十一話は、韓国と日本を股に掛けた国際的犯罪です。
昨年末に東京・新宿の宝石店で起きた強盗事件も、
日本、台湾、韓国の警察の連携で先日犯人が逮捕されたばかり。
テーマもタイムリーです。
クライマックスのラスト、絶対絶対見逃さないでくださいね!
放送の最後にビッグニュースもあります!!
ハンチョウニュースも今回が最終回。
これまでおつきあいいただき、本当にありがとうございました。
心に深く残るいいドラマを届けるために、
多くの関係スタッフが一生懸命がんばっているハンチョウ。
このドラマにかける熱い思いや制作現場の雰囲気を、
少しでも感じとっていただけたらうれしいです。
パナソニック ドラマシアター「ハンチョウ」は、
大勢のファンの声援によって支えられています。
またいつか、みなさんとお会いできることを楽しみにしております!
※一部地域で放送日が異なります。