今回も、“ハシ”チョウインタビューの続きから。
Q.渋谷が舞台の中心ですが、街のロケで大変なことは?
シリーズ1では、神南署のロケセットが渋谷とは別の場所にありましたが、
シリーズ2からは、まさに渋谷の中心にある専門学校をお借りして
神南署のロケセットを作り、ロケ撮影もほとんど渋谷周辺でするようになりました。
第二話で安積ハンチョウが現金を抱えて走るシーンは、
人通りの少ない通勤時間前の早朝7時ごろに、渋谷の中心地で撮りました。
渋谷は人が多いので、撮影ではそんな大変さはありますが、
ビジュアルとしては警察署も街も、
リアルな都会の雰囲気が出て、やはりいいですね。
Q.撮影現場の雰囲気はいかがですか?
先日、神南署の柔道場で、金子課長(田山涼成さん)が
「たるんでいる安積班に稽古をつけてやるからみんなこい」、
と呼ぶシーンの撮影がありました。
その場で、2月に誕生日を迎える佐々木蔵之介さんの誕生会をやったんです。
実際の誕生日は数日後でしたが、
早めにサプライズでお祝いしようか、ということになって…。
ドライリハーサルが終わってから、
「みなさん、ここでひとつお知らせです。われわれのハンチョウが誕生日を迎えます!」
と突然発表があったので、本人も「え~っ、今日なの?!」と(笑)。
みんな柔道着のままで記念写真を撮りました。
撮影現場はもちろん緊張感もありますが、
いつもそんな風に和気あいあいとしています。
Q.安積ハンチョウとはどんな人物ですか?
シリーズ1のときの安積のセリフに、
「俺の仕事は、お前たちを評価することじゃない。お前たちをフォローすることだ」
というのがあります。
部下にとって上司という存在は、
常に管理する立場の者というイメージがあると思います。
安積の場合は、部下を信頼し、自由に行動させておいて、
失敗したり壁にぶち当たったりしたときには、安積自身がフォローします。
俺についてこいというタイプの、みんなをぐいぐい引っ張る存在というよりも、
各自のやり方や個性を認め、何かあったら自分が責任を取るという、
現場で一緒に働く部下にとっては、
下から支えてくれる理想的な上司ではないでしょうか。
Q.ハンチョウファンにメッセージをお願いします。
安積と高城管理官(佐野史郎さん)の過去が徐々に明らかになっていくのが、
シリーズ2後半のクライマックスです。
最終回では、国際的なテーマで、
ある韓流スターをスペシャルゲストに迎える予定です。
ゲストの名前はもちろんまだ秘密。
これからまだまだ面白い事件が起こりますので、どうぞご期待ください。
あと、ハンチョウの着メロが今月できました!
TBSモバイルサイトからダウンロードできますので、こちらもよろしくお願いします!
“ハシ”チョウ、どうもありがとうございました!
それにしても、韓流スターって誰なんでしょうね?
みなさん、期待しましょう!
さて、第七話。
第7話シーン画
神南署に誰よりも早く出勤する桜井(山口翔悟)の姿がない。
同じ独身寮住まいの須田(塚地武雅)と黒木(賀集利樹)も姿を見ていないという。
そこに金子課長(田山涼成)が怒鳴り込んできた。
本庁に「神南署の桜井刑事を誘拐した」というメールが送られてきたのだ。
犯人は桜井の身柄と引き換えに平成13年に南関東刑務所に収監された
受刑者全員の釈放を要求してきた。
安積(佐々木蔵之介)は原宿にあるバーの店員・水谷(柄本時生)を探して
話を聞くよう指示する。昨夜安積は桜井と飲んでいたのだ。
この緊急事態に本庁の刑事たちが神南署にやってくる。
そして高城管理官(佐野史郎)の判断で安積班は
この事件の捜査から外されてしまう。
安積は高城に真意を聞くが、高城は「これはテロであり犯人の要求には応えない。
この判断に従わない可能性がある者は捜査員に加えられない。」と言い放つ…。
(あらすじはコチラ)
今度は桜井刑事が大ピンチ!
神南署ではいちばんの若手、まじめで素直な好青年。心配です!
“ハシ”チョウも言うように、高城管理官もそろそろ本格的に絡んできそうな雰囲気。
事件の成り行きを見守りましょう。
ハンチョウの着メロも、ぜひダウンロードしてくださいね!
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