前回のブログで出した問題の答え、わかりましたか？
正解は村雨刑事（中村俊介さん）の机、でした。
これがすぐわかったあなたは、かなりの事情通。
ちなみに下は、須田刑事（塚地武雅さん）の机。
これはわかりやす～い、かも
安績班メンバーの机も、そのキャラクターによって個性いろいろ、なのです。
他のメンバーの机も、またそのうちご紹介しますね。
ところで今回は、TBS番組公式サイトの“ハシ”チョウ日記でもおなじみの、
橋本 孝プロデューサーにお話を伺ってきました！
とっても穏やかでやさしそうな“ハシ”チョウさんでした！
Q．どんな思いでハンチョウのドラマ作りを？
テレビドラマにはテレビドラマにしか絶対できないことがあると考えているんです。
家庭のお茶の間で1時間なら1時間、楽しんでいただいたあとに、
ジーンとするなり、笑えるなり、考え方が変わるなり、
見た方の心をちょっとでも動かして、
何か人生のプラスになるような作品にしたいなと。
Q．シリーズ1から変わったことは？
ここを特に変える、ということは基本的にしていないのですが、
スピード感がアップしたり、エンターテインメント性が増したり、
全体としてアクティブになっている分、表面的にはそう見えるかもしれません。
シリーズ1のときよりも、もっと深く見る人の心を動かしたい、
という思いがありますから。
ただし、佐々木蔵之介さんも常々言っていることですが、
「志をもってドラマを作りましょう」という心意気のようなものは、
ドラマのスタート当初からずっと変わっていません。
Q．これまでの視聴者の反応はいかがですか？
実は、中高生などティーンの視聴者の方が、
シリーズ２では回を追うごとにとても増えているのです。
関東地区では、同じ時間帯の視聴率が10代の部でトップなので、
これは私たちもまったく予想外だった反面、
とてもありがたいし、うれしい反応でした。
ゴールデンタイムに若い人が見そうな番組は、他にもあるんですが…。
Q．10代の人の心にも響く何かがあるのでしょうか？
それが私たちにもさっぱり理由がわからなくて（笑）。
どちらかというと大人の世界の話なので、「なんでなんだろう？」と。
一度見てくれた方が面白いと感じて、
口コミで友達仲間にも広がっているのかもしれません。
ハンチョウは刑事ドラマですが、こういう組織集団のドラマを描くときには、
学園ものやスポ根ものでも必ず対立構造があり、
主人公に反発する人間や足を引っ張る人間などがいて、
その関係性を中心にストーリーが展開していくのがセオリーなんです。
主人公にはライバルがいて、火花を散らす、というような…。
人間関係もギスギスしているドラマが近年多かった中で、
ハンチョウはチームワークがひとつの売りで、
安積というリーダーを中心にメンバーが一致団結しています。
そういう意味では、「人間関係の円滑さ」みたいなところが、
学校でも職場でも精神的なストレスが多い現代社会で暮らす人たちには
かえって新鮮で、憧れるようなところがあるのかと。
Q．誰もが見ていてほっとできるのかもしれないですね。
安積班は見ていて気持ちが良かったり、仲がいいのがうらやましかったり、
ドラマの中にある種の居心地の良さを感じてもらっているのかもしれません。
視聴者の方からのメールで、「毎週家族そろって見るようになりました」とか、
「三世代そろって見ています」とかいうのがあって、
そんなコメントをもらうと非常にうれしいです。
今までは家族がバラバラに、自分の部屋で好きな番組を見ていたのが、
リビングにみんなが集まって、大きなテレビで
ハンチョウを見てくれるようになったとしたら。
家族が一緒に安心して見られる番組というのは、
これからの時代も絶対に必要だと思うんです。
ハンチョウもそういうドラマにしたいなと…。
インタビューはこの後も続きますが、後編はまた次回。
さて、第六話。
第6話シーン画
ある夜、神南署管内の宝石店で強盗事件が発生した。
現場に急行した安積（佐々木蔵之介）は、
強盗とやり合った警備員の土田（田口主将）に話を聞く。
土田は犯人と揉み合った際に相手のナイフを奪い腹部を刺したという。
そこに社長の西口（逢坂じゅん）がやってきた。
西口は金庫の中に元々金は入っておらず被害もないという。
そんな中、安積の携帯が鳴る。
近所の路上で根岸という男（朽木正伸）が
腹を刺されて死んでいるという報告だった。
根岸は一本のナイフのみを手にして死亡していたという。
それを聞いた西口は根岸は元経理担当だったと驚きを隠せない…。
（あらすじはコチラ）
そういえば、宝石店の強盗事件も最近ありました。
物騒な世の中ですね…。
でもハンチョウたちがきっと解決してくれますよ！
“ハシ”チョウインタビュー・パート２もお楽しみに！！
※一部地域で放送日が異なります。
