「肩こりとは無縁だ」と思っている人でも、実は気づかぬうちに肩がこっている...ということは少なくありません。肩こりは病気ではありませんが、悪化すれば日常生活にも様々な支障をきたすもの。まずは、肩こりを知ることが大切です!肩こりとはどんな症状なのか、どんな人がなりやすいのか、セルフチェックをしてみましょう。今までは意識していなかったけれど、当てはまることがあるかもしれません。
肩のコリを自覚できれば、日々の習慣やケアで予防・解消していくこともできます。
上記の症状がひとつでも当てはまる人は肩がこっている状態かもしれません。顔を左右に振り向くとき、痛みや違和感がなくとも自然にその位置で止まってしまう。触ってみると肩の筋肉が硬くなっている。など、日常で痛みや違和感を感じていなくても、肩こりの症状が出ている場合があります。肩こりは病気ではなく、あくまで症状。肩がこっているという自覚がなくても、首・肩がこっているという人は少なくありません。
ここでは、肩こりになりやすい人の特徴をチェック。
共通して言えることは、「筋肉が緊張している状態」が日常で多くあるということ。悪い姿勢や同じ姿勢でいると、首を支えようとして、首・肩の筋肉が頑張ってしまいます。
また、頭が活動的になると、交感神経が働きます。交感神経は筋肉へとつながっているため、脳が活発になったり、集中したりすると筋肉が緊張して収縮してしまいます。この筋肉の収縮がコリの要因です。
デスクワークの仕事をしている
デスクワークの場合、同じ姿勢を保とうと筋肉を緊張させている状態が続きます。同じ姿勢でいるということは、ずっと同じ筋肉を使っているということ。
歯ぎしりや食いしばりをする
睡眠時に歯ぎしりや食いしばりをする人は、寝ている間も知らないうちに筋肉が緊張していると言えます。
長時間パソコンを使用する
パソコンの光の刺激は交感神経への刺激へとそのままつながります。交感神経が働くと筋肉が緊張状態になっていきます。
日常であまり運動をしない
交感神経が高ぶり過ぎている人が運動をすれば、緊張した筋肉へのリフレッシュになりますが、あまり運動をせず、不活発な人は筋肉を緊張させたまま過ごしてしまっているということ。
上記であげた特徴のほか、寒冷の刺激や忙しく休みがない人、偏った食生活などもあてはまります。
筋肉が緊張して硬くなることによって血流が滞り、コリや痛みを発生させます。そして、そのコリや痛みを感じることで、さらに筋肉が緊張してしまうという...という悪循環が出来上がってしまいます。
筋肉の緊張をリフレッシュすること、リラックスして緊張を緩めることで血流も改善できればできれば、肩こりの解消にもつながりますね。
血流がぐっと良くなる入浴のポイント
お湯は39〜40度が適温!
入浴時間は10〜20分
入浴は就寝の約1時間前に!
心臓に負担がかからない半身浴が◎
特別なことをせずとも、日常習慣であるお風呂の時間を使って、肩こり・腰痛の解消予防ができちゃいます。
お風呂で体を温めてリラックスすることで、筋肉の緊張をじっくりとほぐしていきましょう。つられて圧迫されていた血管が広がっていくので、血行も正しい流れに整えられて、コリの解消へと導いてくれます。
また、入浴後、体温が下がるにつれて眠くなってくるので、就寝の1時間ほど前に入浴を済ませれば安眠につながっていくという、お風呂は一石二鳥の習慣です。
※1:家庭用医療機器として2017年7月24日時点 当社調べ
※2:肩・腰の部位