eco読み物

南アフリカでの出会い

今年の9月に日本の有志者たちが、南アフリカに木を植えに行くことになりました。
前回紹介させていただいた、南アフリカで活躍する地域の緑化、食生活の改善をはかるNGO「Food & Trees for Africa」が、現地コーディネートされるようです。

これは、「ワンダフルワールド植林フェスティバル」という活動の一環として行われます。
「ワンダフルワールド植林フェスティバル」は、日本中の方たちからなんと1円玉だけで募金を集めて、世界各地を緑化しようという壮大な計画です。

既に、中国の内モンゴル、ブラジルのアマゾンに有志を合わせて百数十名の日本人が行き、植林活動をしています。

この活動を主宰している方は、もともと吉本のお笑い芸人でしたが、今は世界を舞台に環境活動や、福祉活動を行っている方です。

そして、彼が主宰するこの植林フェスティバルにアドバイザーのような形で参加しているのが英国人のポール・コールマンさんです。
19年間世界中を歩き、木を植えている方で、僕が今の活動、つまり「地球を歩く、木を植える」活動をすることになったのは、彼に出逢ったからなのです。

そして、僕がポールさんと南アフリカで出逢うきっかけを作ってくれたのが「Food & Trees for Africa」の代表を務めるジャネスさんです。

ジャネスさんは2002年から2003年にかけて、ポールさんが南アフリカを歩いて木を植える活動をした時に、植樹場所や宿泊場所の支援をしていました。

そして「Food & Trees forAfrica」がパーマカルチャーの体験農場として使っているラスラーズバレーにポールさんが立ち寄った時、僕は世界放浪の旅の末に辿り着いた、このラスラーズバレーでパーマカルチャー農園のお手伝いをしていて、ポールさんと出逢う機会を頂きました。

なんだかちょっとややこしい話ですが、そんな御縁を下さったジャネスさんの所に、日本の皆さんが木を植えに行くというのはとても嬉しいことです。

そんな9月に行われる南アフリカでの植林フェスティバルに先立って、ジャネスさんが5月から6月にかけて3週間、ポールさんたちと共に日本各地で講演活動をしました。その時に僕はジャネスさんと5年ぶりの再会を果たすことができた訳です。

この続きは次回でご紹介します。。。

執筆者紹介
中渓宏一(Seedman)

【プロフィール】
1971年シアトル生まれ。大手商社勤務などを経て2000年9月、サラリーマンを辞めて世界放浪の旅に。2003年、南アフリカで地球を歩いて木を植える男、アースウォーカーに出逢い、その後1年間ジンバブエ、ザンビアを共に歩き、木を植えた。2004年よりは日本中を歩いて木を植えている。

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ラスラーズバレーに隣接する村の小学校での植樹の様子。



小学校での植樹の様子その2。この日、僕はポールさんと出逢いました。

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