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アースデイ・フレンドシップウォーク その2

2006年の元旦に沖縄の与那国島をスタートして1300キロ、4カ月弱のアースデイ東京会場までの歩いて木を植える旅を終えて、今度は2006年7月、北海道宗谷岬から翌年2007年4月のアースデイ東京の会場を目指して歩いて木を植える「アースデイ・フレンドシップウォーク2007」をスタートしました。

宗谷岬から東京まで、10カ月間の旅で1500キロを徒歩で移動し、小学校を中心に約450本の木を46カ所で植えて行きました。

「歩いて木を植える旅」の魅力。そのひとつは「未知を楽しむこと。」といえます。

「未知を楽しむ?」これは一体どういう意味でしょうか。

宗谷岬をスタートしたのが2006年7月。そこからどういうルートを通って、誰に出逢って、どこに木を植えて行くのかは何も決まっていません。決まっているのは、アースデイの日までに東京の代々木公園に到着するということだけです。

10カ月間の未知の旅。正直、不安な気持ちもあります。でも、前進する度にその不安が「何とかなる。」という自信に変わっていきます。

宗谷岬からは3人でスタートしました。一緒に歩いてくれる仲間が居てくれること。これは何よりも心の支えになってくれました。「アースデイ・フレンドシップウォーク」はその名の通り、友情に支えられながら、「地球に感謝して地球の為に行動する日」の「アースデイ」を広め、木を植えて行く旅でした。

一緒に歩いてくれる仲間、そして、木を植える場所を探してくれたり、僕達を泊めてくれる沢山の仲間に出逢えるのが、もう一つのこの旅の醍醐味です。

宗谷岬を出発して、北海道は2カ月程で歩き終える予定だったのですが、結局5カ月弱を費やしました。素晴らしい仲間との出逢いが続き、気がつけばあっという間に日が経っていました。

そして、その時に出逢った仲間達と2007年夏、屈斜路湖畔で9日間に及ぶ「アースデイ北海道」を開催することが出来ました。

今年も6月末にアースデイ北海道を開催します。

アースデイ北海道の仲間は、一生付き合って行くだろう大事な仲間です。

そんな仲間が出来るとは宗谷岬をスタートする時点では想像もつかなかったことです。そんな経験から、「歩いて木を植える旅」の大きな魅力は「未知を楽しむこと。」だと感じています。

執筆者紹介
中渓宏一(Seedman)

【プロフィール】
1971年シアトル生まれ。大手商社勤務などを経て2000年9月、サラリーマンを辞めて世界放浪の旅に。2003年、南アフリカで地球を歩いて木を植える男、アースウォーカーに出逢い、その後1年間ジンバブエ、ザンビアを共に歩き、木を植えた。2004年よりは日本中を歩いて木を植えている。

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2006年7月、北海道の利尻島を歩いたときの写真

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