重要なお知らせ
みんなのエコ活動・エコ川柳は2015年2月末をもちまして、新規投稿のご応募を締め切らせて頂くこととなりました。
クリック募金のご応募は3月末までを予定しております。
なお、過去のご投稿や川柳大賞は4月以降も引き続き、ご覧頂けます。
これまで多くの皆様にご愛顧を賜りましたこと、心より御礼申し上げます。
今後ともCLUB Panasonicをよろしくお願い申し上げます。
21世紀は水と油と種が大事らしい。
良く、経済活動に大きな影響を与える3品目として、「石油、金、ダイヤモンド」の3つを聞くことがあります。
しかし、21世紀になって今後この3品目が「水と油と種」に変わる。という話を聞いたことはありませんか?
えっ、「水と油と種?」
にわかには信じ難いが、確かに兆候はあるような気はします。
水不足は地球上で年々深刻化しています。国土交通省の「日本の水資源」によると、地球の水の97.5%は海水で、2.5%が真水。そしてその真水の7割が南極や北極にある氷や雪なので、66億人がなんと地球の全水分のたった0.8%の水を分け合っているという現在、水の値段がどんどん上がってもおかしくはありませんよね。ただでさえキレイな水が減ってきているという中で人口がどんどん増えているのです。水不足はとても深刻です。
そして、油。石油も枯渇の危機が騒がれたり、政治の介入などもあって高騰しているのが現状です。そんな中、最近ではバイオエタノール燃料として、トウモロコシやサトウキビがどんどん生産されるようになり、市場でのトウモロコシの値段もそれにあわせるように急騰しているという話もよく聞かれるところです。
さらに、種。これは意外な一品ではありますが、今は種無しの果物が増えてきており、出来た野菜や果物の種を撒いても同じものが出来ない、いわゆる一世代限りの一代交配種(F1と呼ばれています)の農作物が市場の殆どを占めているのです。ですから、農家の方たちは安定した生産を続ける為に常に業者から種を仕入れる必要があり、「種」が一大産業になっているというのが現状です。確かに納得できない話ではありません。
「石油、金、ダイヤモンド」から「水と油と種」へ。生活を便利にしたり豊かにするようなものが貴重だった20世紀から、命に直結するものが高価なものとして扱われるような時代に突入しているのかもしれませんね。とにかく生きることに密着した「サバイバルな」産業に今後是非注目してみてください。
ではそんな世の中で、私たちはどんなアイデアを持って生活して行けば良いのでしょうか?
次回からは、私が見たそんな「知恵」をすこしづつ紹介していきます。
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