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もう食べ残ししない! エコクッキング

普段、食べ残しのゴミをどれくらい捨てていますか?

環境白書によると、日本の家庭ごみの約36%が食べ残しとして捨てられているといわれています。
日本は食料自給率がわずか40%と先進国の中ではまさに最低レベルの食料低資源国でありながら、大切な食料をムダに捨てているのです。環境問題が深刻化する中、食べ物や資源の大切さについて、もう一度見つめ直してみてはいかがでしょうか。

そこで、今回は食材をムダなく使う「エコ・クッキング」の方法をご紹介します。

■その1:必要な量だけ買う
安いからと食材をまとめ買いして、結局使いきれずに腐らせてしまうことってありませんか?
賞味期限に注意して、食材は計画的に買いましょう。
■その2:旬の食材を使う
季節はずれのハウス栽培の食材と比べて、自然の生み出す旬の食材は栄養価が高く、免疫力を強化し自然治癒力を高めてくれます。また、栽培する際に使われるエネルギー量から見てもハウス栽培よりも旬の時期に合わせて自然に栽培する方が環境に優しい食材といえます。
■その3:食べられるところは全部食べる
ダイコンの葉やしその葉などの野菜をすぐ使わないときは、新鮮なうちにふりかけや乾燥野菜に。電子レンジなどを利用すると簡単に作れます。緑色の葉の乾燥品は暗い冷蔵庫に保存すれば色がきれいに残りますよ。
■その4:炎は鍋底からはみ出さない火加減で
お湯を早く沸かそうと炎を全開にしても、鍋底からはみ出た分はムダになってしまいます。底が大きく平らなやかんや鍋を使えば効率的でスピードアップ。鍋底の水滴も拭きとってから火にかけると2%効率がアップします。
■その5:残ったら他の料理にリサイクル
残ったおかずや調味料は捨てずにリサイクル献立に。例えば残った焼き魚はほぐしてチャーハンの具に、残ったくず野菜はコロッケの具に、そうめんつゆは煮物や和え物、炊き込みごはんの味付けに利用できます。

このように、「エコ・クッキング」の秘訣はちょっと工夫すること。これだけで、おいしく楽しく食べ残しを減らすことができます。

また、食材をムダにしないようにさまざまなレシピを考える癖がつくため、いつの間にかお料理上手にもなれちゃいますよ。今秋は、かぼちゃやキノコなどの旬の食材を使って、レシピをたくさん考案してみてはいかがでしょうか。

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エコシネマ-映画にみる環境とエコ-
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