どうしてシミができるの?
ターンオーバーして新しく生まれ変わった皮膚なのに、どうしてシミができてしまうのでしょうか? その原因は、やはり紫外線にあるのです。紫外線によってダメージを受けた細胞が、メラニンを分解させる酵素に影響を与え、その結果、メラニンが残ってしまいます。メラニンが残った皮膚は老化し、それがシミとなるのです! |
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今まで「知らずに」「うっかり」してしまっていた日焼けは、どのようにケアをすればいいのでしょうか。
日焼けは皮膚の炎症、つまりやけどです。強い日焼けの場合は、まずは炎症を押さえるためにクールダウンしましょう。そして、細胞を回復させる効果のある「ビタミンC」や「プラセンタ」を摂取するとよいでしょう。肌に赤味が残ったり、水膨れができてしまった重傷の日焼けの場合はすぐに病院へ!
「ただの日焼けだから…」とほうっておくと、大変なことになってしまいます。
民間療法に効果はあるの?
日焼けした肌に、オリーブオイルやごま油などのオイル類や、アロエの葉肉をつけたりする、いわゆる「民間療法」に効果はあるのでしょうか。
オイル類は皮膚に塗っても蒸発しにくいことから冷却効果が、またアロエには消炎作用があるので、応急処置としては利用できますが、根本的な治療にはなりません。すみやかに病院で正しい治療を受けましょう。 |
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健康のためにも、美容のためにも、紫外線はできるだけシャットアウトすることが大切です。そのためには日焼け止めの使用が欠かせません。
化粧品店やドラッグストアなどで、多くの日焼け止めが販売されていますが、それらのほとんどに「SPF値」が記載されていて、購入の目安になっていると思います。このSPFとは、Sun
Protection Factorの略で、「どれくらいの時間効果があるか」を示しています。たとえば、SPF30の製品なら 30×25分=750分(12時間30分) の間効果が持続するのです。「SPF値が高いほど強力に紫外線予防ができる」わけではありませんので、それぞれのライフスタイルに合わせて日焼け止めを選んでくださいね。

また、日焼け止めは「肌全体に」「ムラなく」「薄く」塗りましょう。「たっぷり塗ればより強力な効果がある」わけではありません。クリームなど、直接塗って体内に吸収させるものは、顔などの血流のよいところで100グラム中20グラム、手足などでは100グラム中10グラム程度しか吸収されません。たっぷり塗っても、それはムダになってしまうだけです。日焼け止めは、「ムラなく」「ムダなく」使いましょう。
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