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お菓子研究家・飯田順子さんの、パナソニックのホームベーカリーで作るパンのレシピや情報が満載のブログです。

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サマーシュトーレン

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みなさんこんにちは!
関東地方は梅雨入りしたのですが、ここ数日雨も降らず毎日暑い日が続いています。

すっかり夏を先取りしたみたいな気分ですが、今頃の時期が一番手作りパンには向いているんですよ。
なぜなら室温でもどんどん発酵するからです。
ホームベーカリーには、自動で温度を感知するセンサーがついていて、生地温度を自動調整しながらうまく発酵し焼いてくれるのですが、私たちが家庭でパンを焼くときには自分で発酵を調整する必要があります。
これはパンつくりに慣れている人でないと少し難しい作業になります。
でも、発酵には28~35℃くらいが適しているので今の時期は比較的作りやすいというわけです。

もちろんホームべカリーを使えば、こね~発酵までを自動で行ってくれるので、いちいち見張っている手間が省けますよね。

今日は一番最新の夏向きのパンの作り方をご紹介しようと思います。
その名も「サマーシュトーレン」です!
パン屋さんやお菓子屋さんの中で、夏でも冷して食べられて日持ちもするシュトーレンを作ろう! という動きがあり、近年いろいろなパン屋さんで作られているパンです。
もともとシュトーレンは、クリスマスにラム酒漬けのドライフルーツやナッツをたっぷり入れて作られ、1か月の間薄く切り分けて少しずつ食べられていました。
これは寒い時期の重要なエネルギー源となるヨーロッパの保存食でした。
サマーシュトーレンはマンゴー、パイナップル、クランベリー、いちじくなどのさわやかなドライフルーツを白ワインもしくはキルシュ酒などにつけていますので、軽めで爽やかに仕上がります。
冷蔵庫で保存でき、冷たいまま薄く切って食べるとおいしいです。
日持ちがしますので、ラッピングして贈り物にも最適です。

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ぜひホームべカリーを使って手軽にサマーシュトーレンを作ってみてくださいね!

「サマーシュトーレン」
(25㎝1本分)
強力粉        220g
アーモンドプードル 30g
砂糖          40g
シナモン    小さじ1/2
塩            3g
卵1個と牛乳   160cc
ドライイースト     4g

バター(無塩)    80g  室温に戻す
白ワイン漬けフルーツ 150g
(マンゴー、パパイヤ、パイナップル、クランベリー、
オレンジピール、イチジクなど好みのもので)
アーモンド      50g

仕上げ用  
  溶かしバター      50g
  グラニュー糖、粉糖   適宜  

1:アーモンドは180℃のオーブンで5分から焼きし、冷ま
  しておく。
2:フルーツは白ワインにつけ、一晩以上おく。(できれば3日
  くらい前につけておくとなお良い。)使う前にペーパーで
  軽く白ワインの水気を取る。
3:パンケースに強力粉、アーモンドプードル、砂糖、塩、
  シナモン、卵と牛乳、室温に戻したバターをいれる。
4:パンケースをセットし、ドライイーストをイースト容器に入れ、
  生地コースをスタート。一次発酵までそのままとる。
5:ブザーが鳴ったらスィッチを切り、パンケースから生地を
  取り出しフルーツとナッツを混ぜ丸め、ベンチタイム10分おく。
 (乾燥しないようにぬれ布巾をかぶせる)
8:めん棒で楕円形にのばし、3㎝ほどずらして折りたたむ。
9:天板にのせ、二次発酵を30分とる。
10:180℃のオーブンで20分焼く。
11:焼き上がりの熱いうちにとかしバターを刷毛でたっぷりと塗り、グラニュー糖をまぶす。
12:冷めてから粉糖をまぶす。

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飯田 順子
お菓子研究家。
結婚後、かねてから大好きだったお菓子の研究をスタート。専門書をたよりにお菓子を作り続ける一方で、パティシエによる講習会にも参加し、独自のレシピを開発。
1998年より料理教室を始める。丁寧な指導に加え、フランス菓子の歴史や文化を解説するレッスンは大好評で、生徒数は350人にも及ぶ。スイーツファンを集めて、都内の有名パティスリー巡りやフランスへのスウィーツ・ツアーを定期的に実現する一方で、自らもフランスのエコール・リッツ・エスコフィエやルノートル パリ校でフランス菓子について本格的に学ぶ。
2008年KARACUのディレクトゥールに就任し、商品開発を手掛ける。ケーキやパンなどに関する著書多数。2011年4月より自宅にてパン・お菓子教室「アトリエフェーヴ」を主宰。

 
 
 
 

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