

今回のRシリーズは、パナソニックブランド第1号のスチームオーブンレンジにふさわしい画期的な次世代調理器。「チン!」で食品をあたためる電子レンジは、その後、複合型のオーブンレンジとなり、2002年にスチームオーブンレンジを発売してからは、脂や塩分を落とすヘルシー調理が好評で、スチームタイプが主流となっています。
前機種スチームオーブンレンジW300は、脂を落とすスチーム調理はもちろん、冷凍ごはんと冷蔵のおかずなど、2品を同時にあたためられる機能やラップなしであたためができる機能が好評でした。オーブンレンジに求められているのは、より速く、ヘルシーに調理ができること。お客様アンケートから、標準コースとヘルシーコースでは、調理時間の短い標準コースを利用される方が多く、調理時間は15~20分以内を期待されていることもわかりました。
新機種スチームオーブンレンジNE-R3000は、新開発の「光ヒーターシステム」を搭載し、調理の時間を約40%も短縮、減脂効果も向上したことから、標準コース、ヘルシーコースの使い分けもなくしました。

新開発「光ヒーターシステム」搭載のスチームオーブンレンジ。前面は、高級感を大切にしたハーフミラーを採用。本体はマホガニーレッドとホワイトの2色。
新開発「光ヒーターシステム」の実力がわかりやすい料理のひとつが、鶏肉の塩焼きです。自動メニューの「鶏の塩焼き」で、スチームが余分な脂を落とし、光ヒーターシステムの高い加熱能力と遠・近赤外線で、皮の部分はパリパリ、身はジューシーに焼きあがります。調理時間はわずかに17分、試食会では「この料理ができるだけでも欲しい!」という声も出るほど、おいしく焼きあがります。
光ヒーターシステムの特性は次の3ポイント。
- 1.
- 立ち上がりが早く、加熱能力が高い。
- 2.
- 光がスチーム(過熱水蒸気)を透過。
- 3.
- 遠・近赤外線でこんがりジューシー。
その1。前機種スチームオーブンレンジW300ではマイカヒーターを使用し、ヒーターで天井の鉄板を500℃に加熱して間接的に調理していたのに対し、光ヒーターは、ヒーターから直接加熱する方法を採っています。こうして、立ち上がりの加熱量は前機種の約2倍、加熱能力は70%向上しています。
鶏の塩焼き(準備編)

あらかじめ塩をしておいた鶏のもも肉を「大火力ビストログリル皿」に並べる。

ワンダイヤルを右に回して自動メニュー→焼き物→鶏の塩焼きを選ぶ。

「大火力ビストログリル皿」を上段にセットして、スイッチON。
その2。これまでのスチームオーブンレンジでは、熱がスチームに吸収されるために、焦がす能力が低下。調理に時間がかかるとともに、食品の旨みが流れ出てしまうという欠点もありました。光ヒーターでは、スチームに吸収されにくい波長の光(近赤外線)がスチームを透過して食品まで届くので、スチームが脂を溶かしだす効果と、光の熱で食品を短時間で焦がす効果の両方が活かされています。
その3。光ヒーターの遠赤外線には、表面を素早く焦がす効果があり、近赤外線には脂を溶かしながら内部を素早く加熱する効果があります。調理中にレンジの中がパーッと明るくなるのは近赤外線を照射しているため。外はこんがり、中はジューシーに素早く調理ができるのです。

「レンジにお任せにできることで、ほかの家事をするなどゆとりが生まれます」と松本さん。
下からレンジのマイクロ波を「ダブルアンテナ」でコントロール。マイクロ波を吸収する素材を貼った「大火力ビストログリル皿」自体を発熱させます。そして、上からは、光ヒーターが、食品の上から加熱しますので、食品をひっくり返す必要もなく、両面をすばやく焼き上げます。
ヘルシー(減脂)効果は、前機種スチームオーブンレンジW300の標準コースの約2.5倍、ヘルシーコースと比べても、4%ほどヘルシー(減脂)になっています。

取材の進む一方、レンジの中では料理が進んでいます。
鶏の塩焼き(焼き上がり)

話をしている間に、17分でこんがりと焼き上がり。脂もしっかり落ちています。

パリパリっと音がするほど、皮はカリッと、身はジューシー。

「鶏は皮の部分がおいしいですね!」。レンジで手間いらずの料理上手に。
さらに、光ヒーターシステムは、2つのメニューを同時に調理する、業界初「合わせ技セット」を実現しました。
「大火力ビストログリル皿」を調理皿&仕切りに、天面の光ヒーターで焼き物または揚げ物を調理しながら、ダブルアンテナがマイクロ波をコントロールする下部のレンジで、煮物または汁物を同時に調理します。

メニューの一例が、塩さばときんぴら。自動メニューの合わせ技→魚と野菜で約17分。適度な焦げ目のついた塩さばと、きんぴらが同時にできあがります。レンジに食材をセットしたら、火加減の調整をしたり、焦げ目の確認をする必要はまったくなし。レンジにお任せで、この間にお味噌汁を作れば、日本人の健康を食から支える「一汁三菜」が完成、熱々のできたてを味わえます。

合わせ技は、「魚&野菜」「肉&野菜」「から揚げ&野菜」「肉料理&ソース」「ご飯物&汁物」「もち&汁物」の6セット。野菜を多めに、いろんな食材をバランスよく摂りたい、スピーディーに何品も作りたい、という家庭のご要望に応える調理家電となっています。
合わせ技:塩さば&きんぴら

「大火力ビストログリル皿」に、塩にしたさばの切り身を並べる。

耐熱性のボウルに入れたゴボウの笹がき、ニンジン、インゲンに合わせ調味料を加えて、紙の落し蓋をする。

自動メニュー→合わせ技セット→「魚&野菜」を選ぶ。

下段にはきんぴらを、上段には塩さばを入れてスイッチON。

バランスのいい一皿が一度にできあがり。
電子レンジは、野菜の下ごしらえをしたり、冷たくなった料理をあたためる道具として、普及しています。食材を入れて「チン!」ならカンタンだけれど、調理するには操作が難しいのでは?と思っていませんか。
基本操作はダイヤル1つ。ダイヤルを右に回すと自動メニュー。「あたため」「解凍・ゆで野菜」「蒸し物・煮込み」「焼き物」「揚げ物・炒め物」「焼き魚」「合わせ技セット」「高火力オーブン」など、すべてのメニューが見渡せます。
たとえば鶏の塩焼きは、自動メニューの1品なので、ダイヤルを右へ。「焼き物」が点滅する位置で、ボタンをポンと押します。すると、液晶に料理名が出てくるので、再びダイヤルを回して、「鶏の塩焼き」を選べばOK。グリル皿をセットする位置も示されます。

材料がレシピより多めの場合には、自動メニューで料理を選び終えたあとに、「仕上がり」設定を「強」に、少なめの場合には「弱」を選んでください。
また、ダイヤルを左に回すと手動メニューで、「グリル」「オーブン」「レンジ」などを選べる仕組み。選びたい項目を選んで、温度や時間をセットします。
付属の『おいしい食卓BOOK』の「辻調グループ校」プロデュース100レシピを含む300のレシピを掲載。新「合わせ技セット」メニューも入っているので、多彩な料理をお楽しみいただけます。

付属の『おいしい食卓BOOK』。「辻調グループ校」プロデュースの100レシピはワンランク上のプロの味です。
天井部分は、オートクリーン加工を採用しているので、グリル調理をしながら、油汚れを、水と炭酸ガスに分解。調理しながら、同時にお掃除もしています。汚れが気になるときには、自動メニュー→お手入れ。「庫内」はスチームで汚れを浮かせて、落としやすく、「天井」は天井の汚れを焼き切り、「脱臭」はにおいの原因を焼き切って脱臭、「水受皿」はスチーム発生部の水アカを取ります。

天面の光ヒーター。黒い部分にオートクリーン加工をしてあるので、光ヒーターを使うたびに、飛び散った脂が水と炭酸ガスに分解されます。
また、ビストログリル皿はフッ素加工。汚れの溜まる角も洗いやすいゆるやかなカーブになっています。
ドアは静かに閉まるソフトダンパーを採用。設置は、背面、側面ともに壁にピッタリ付けられる省スペース設計です。
もちろん省エネもさらに進化。加熱能力は向上していますが、調理時間と電気代は下がっています。たとえば、鶏の照り焼き(単品)では、従来品の調理時間24分、電気代10.7円に対して、14分、6.7円に。鶏の照り焼きとかぼちゃの煮物では、従来品32分、11.2円が、合わせ技で19分、8.4円へと省エネになっています。

グリル皿の持ちやすさも工夫。ミトンが脂で汚れないように、親指を置く場所が作ってあります。角は洗いやすいゆるやかなカーブに。

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2007年4月から、スチームオーブンレンジを担当。社内のFA制度を利用して、念願の調理商品チームに入り、忙しいですが、楽しい時間を過ごしています。ここ3カ月ほど、実家に新機種のスチームオーブンレンジを置いて、実際に使ってみています。いちばん驚いたのは火力。友人を呼んでは、鶏の塩焼きなどを試食してもらって感想を聞いていますが、「ホントにレンジで焼いたの?」と聞かれることもしばしば。「おいしい!」といわれるのがうれしいです。合わせ技で最も感動したのが、肉だんごの甘酢あんかけでした。肉だんごを揚げて、甘酢を作ってと手間がかかる料理が一気に完成。とてもカンタン。どちらも熱々においしくできあがります。新機種が発売となるこの9月に結婚するのですが、新居には最新の調理家電をひと通り揃えようと思っています。








