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「6F」「7S」…自動車保険の等級に付くアルファベット、どういう意味?

2017年04月20日 09時20分
等級についているアルファベットには、どんな意味があるのか?
等級についているアルファベットには、どんな意味があるのか?
 初めて自動車保険に加入すると6等級、または一定の条件を満たせば7等級からスタートする。6等級と7等級の場合、数字の後にA、B、Cなどのアルファベットが付けられているが、何を意味しているのだろうか。

事故で等級ダウン! もし保険利用の事実を隠して契約したら…

■そもそも等級制度とは

 自動車保険に初めて加入すると、等級が与えられる。等級は1等級からではなく、通常6等級からスタートする。1年間、保険を使うことなく更新すれば、次年度はひとつ数が増えて7等級となる。この繰り返しで最大で20等級となり、数が増えるにしたがって割引率も大きくなる仕組みだ。なお保険会社によっては20等級以上となる会社もある。

 1~5等級、8~20等級は「数字だけ」で表記されるが、6等級と7等級の場合は数字だけでなく「数字+アルファベット」で表記される。

■等級とアルファベットの関係

 6等級は通常なら新規契約だが、前年契約の可能性もあるので、その見分けのためにアルファベットが付与される。保険会社により異なることもあるが、一般的な保険会社では6等級スタート時に付与されるアルファベットとその意味は以下の通りだ。

1)6F等級:「継続契約」であることを示す
2)6A等級:年齢条件が「年齢制限なし」であることを示す
3)6B等級:年齢条件が「21歳以上補償」であることを示す
4)6C等級:年齢条件が「26歳以上補償」であることを示す
5)6G等級:年齢条件が「35歳以上補償」であることを示す
6)6S等級:「純新規」での加入であることを示す

 「F」付く場合は前年契約があったことを示し、それ以外のアルファベットは新規加入時に年齢条件によって「A」「B」「C」「G」が付けられる。なお「S」は前年契約がない純新規を示すが、実際には年齢条件も反映されている。

■7等級とアルファベットの関係

 7等級のアルファベットは6等級と同じ意味だが、7等級は6等級以上に新規契約か継続契約か数字単体では分かりにくいため、アルファベットが付与される。ちなみに、新規契約で7等級からスタートできるケースは「セカンドカー割引」が適用される場合だ。「セカンドカー割引」は誰でも使えるものではなく、適用するには以下のような条件がある。

【セカンドカー割引 適用条件】

(1)新規加入する車が2台目であること

(2)1台目が11等級以上であること

(3)1台目が自家用8車種であること

(4)1台目の所有者が個人であること

(5)2台目の車は、新規で自動車保険に加入

(6)2台目が自家用8車種であること

(7)2台目の所有者が個人であること

(8)2台目の所有者は次のいずれかであること
A.1台目の記名被保険者と同一
B.1台目の記名被保険者の配偶者
C.AまたはBの同居の親族
D.1台目の車の所有者

(9)2台目の記名被保険者が次のいずれかであること
A.1台目の記名被保険者と同一
B.1台目の記名被保険者の配偶者
C.AまたはBの同居の親族

 なお1~5等級、8~20等級の場合、必ず前年契約があり区別する必要がないため、アルファベットがつけられることはない。

(文/西村有樹)
フリーライター。保険や資産運用などマネー系に強く、「All About」で自動車保険ガイド記事のほか、銀行や保険会社、証券会社などの刊行物、国交省、財務省等官公庁の媒体など幅広く執筆。ほかにも雑誌「プレジデント」「ベストカー」などでも多数の記事を担当する。
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