電動アシスト自転車のイメージを覆した大人のクロスバイク「ハリヤ」。
今回は、ハリヤ開発に携わったパナソニックサイクルテックの皆様にお話をお伺いしました。
第一回は『企画編』。商品開発部商品企画チームの福田さんを中心にお送りします。
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ハリヤが生まれた背景を聞かせてください。
- まず最初に、ハリヤが生まれた背景について聞かせてください。
- 福田
- 背景の一つは、団塊世代の退職者なんです。
団塊世代の男性にライフスタイルの志向を調査したところ、スポーツを楽しみたいという方が多かった。じゃあ今後どんな生活をしたいかと聞くと、環境に優しい生活をしたい、健康の為にスポーツをしたい、できるだけ外に出る生活をしたいという意見が1位2位3位。そこから出てくる環境問題やスローライフ、ロハスといったキーワードを考えると、実はサイクリングと団塊世代は非常にマッチしているんじゃないかと思ったんです。実際、今しているスポーツの中にはサイクリングが挙がっていました。
- 電動アシスト自転車は団塊世代にうけると考えたわけですね。
- 福田
- 男性の電動アシスト自転車購入層は、60代から80代がボリュームゾーンなんです。団塊世代もこの層に近いですから、基本的な需要はあると思います。
あと、企画意図とは別の問題なんですが…駐車禁止の取り締まりが厳しくなったでしょう。これも、もしかすると電動アシスト自転車の追い風になるかも知れませんね(笑)
企画にあたって、何かコンセプトはありましたか?
- ハリヤの企画にあたって、何かコンセプトはありましたか?
- 福田
・豊島園~皇居:10km
・自由が丘~皇居:10km
・新小岩~皇居:10km
・東京~池袋:7km
・東京~新宿:6km
片道10km、30分を楽しむ。だからコンセプトは「TEN」です。 自転車で「10km走れ」と言われたら無理と感じてしまいますよね。10kmと言えば地下鉄で5駅くらいでしょうか。普通の自転車なら乗らない距離です。でも「30分乗る」のは大丈夫ですよね。電動アシスト自転車なら時速24kmまでアシストできますから、30分で12kmも走れるんです。東京なら皇居から豊島園、自由が丘くらい。山手線の管内なら十分な距離です。大阪なら大阪城から堺、八尾。これだけの距離が30分で移動できる。これ、意外と知られてないんですよ。この行動範囲は今まで知らなかった新しい楽しみを見つけるきっかけになるんじゃないでしょうか。きっとライフスタイルが変わると思います。
- それが10km・30分なんですね。
- 福田
・堺~大阪城:10km
・豊中~大阪城:10km
・八尾~大阪城:10km
・梅田~難波:4km
・梅田~天王寺:6km
ええ。そして10km・30分にはもうひとつ、健康管理の面でも意味があります。サイクリングの有酸素運動は生活習慣病の予防に最適なんです。20分以上の運動で脂肪が燃焼し始めますから、自転車で片道30分はちょうどいい時間。成人病や動脈硬化、糖尿病の予防になりますから、中高年層にぴったりだと思うんです。サイクリングは足や膝に負担がかかりませんし、水泳に並ぶ有酸素運動だとも言われているんですよ。
ハリヤはどんな人に乗ってもらいたいですか?
- なるほど。ハリヤは他にどんな人に乗ってもらいたいですか?
- 福田
電動アシストだから10kmの距離も30分で移動できます。ハリヤの詳細はこちら
ハリヤなら、団塊世代の方だけでなく30代40代の方にも使っていただけると思うんです。例えば自転車通勤で長続きしない方。自転車通勤が続かないのは、残業で疲れたとき自転車で帰るのがおっくうになるから。電動アシスト自転車はそれをアシストしてくれるんです。市内は発進停止が多いですけれど、電動アシスト自転車はこのラクさが違うんです。軽いんですよ。またせっかくサイクリングを始めたのに、坂道が多くて挫折してしまった方も、ここを見て片道 10km・30分ならもう一度やってみようかな、なんて思っていただけると嬉しいです。ぜひ自転車で10km移動できると知らない方に乗って欲しいですね。
「ハリヤ」はデータから導き出された生まれるべくして生まれた自転車という感じがしますね。
次回開発モノ語りもパナソニックサイクルテック開発スタッフの方に「ハリヤ」について語っていただきます。お楽しみに!