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自然と調和して暮らす智恵 その1

先日、我が家で開催した素晴らしい内容のワークショップのことを今回は2回に分けてご紹介したいと思います。

ハーモニクスヒーリングワークショップ。
ハーモニクスヒーリングを日本語にすると、「調和して癒す」。

人間は本来、自然と調和して自分自身を癒す力を持っています。
だから自分自身の自然と調和する力を使えば、病気は未然に防ぐことができて、健康に暮らすことができるよ、という21世紀を生き抜く為の大事な知恵を教えてくれるのがこのワークショップです。

このワークショップの先生をしてくださったのが、きくちゆみさんと、森田玄さんというご夫婦。(仕事の都合上、別性を使っています。)

きくちゆみさんは、防衛省の変わりに平和省を創りましょうという、平和省プロジェクト(JUMPと言います。)を主宰されています。

先日、このご夫婦が教えてくださった2泊3日のワークショップの中には、簡単に実践できる数々の、自然と調和して楽しく暮らす為の智恵がつまっていました。
その中の一つがローフード。

みなさん、ローフードって聞いたことありますか?

ローフード = Raw Food 。つまり生食のことです。
もっと簡単に言えば、熱処理しない食事のことです。
普段の生活で食べる生食と言えば、果物、野菜、そしてお刺身などですよね。

でもこれらの食事はどちらかと言うとサイドディッシュで、主食にはならないというイメージが強いですが、熱処理していない果物、野菜を主食にしましょうというのがローフード。

「地球上の生き物の中で、火を通したものを食べるのは人間だけです。」とゆみさん。
確かに言われてみればその通りです。

人間も太古の昔は食べ物を調理すること無く、そのまま食べていたはず。

では、調理しない利点はあるのでしょうか?

調理しない利点。それは、野菜、果物に含まれる酵素の力が最大限に発揮されるということだそうです。

野菜や、果物には、食べ物を分解して、体内に吸収しやすくする為の酵素がたくさん含まれています。だから、酵素が元気に働いている生野菜や果物を食べると、体の中(腸内)は健康で、そうなると体力もついてきます。

その野菜や果物の酵素も、48度以上に熱してしまうと、力を失ってしまうそうです。

ですから、野菜や果物の酵素を元気なまま体に取り込むためには、生のままか、あるいは調理をするにしても、48度以下で調理するのが理想的だそうです。
だからといって、突然、全ての食事を生食にするのは現代人にとっては難しいですよね。
と僕も思っていたのですが、今回きくちゆみさんがワークショップの間に作ってくださった料理を食べていると、100%は無理にしても、食卓の半分をローフードにするくらいはできそうだなと感じました。

今回はこの辺で。次回は、ゆみさんが作って下さった簡単なレシピ、それからもうひとつの自然と調和して暮らす智恵を紹介します。

執筆者紹介
中渓宏一(Seedman)

【プロフィール】
1971年シアトル生まれ。大手商社勤務などを経て2000年9月、サラリーマンを辞めて世界放浪の旅に。2003年、南アフリカで地球を歩いて木を植える男、アースウォーカーに出逢い、その後1年間ジンバブエ、ザンビアを共に歩き、木を植えた。2004年よりは日本中を歩いて木を植えている。

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ハーモニクスヒーリングワークショップの一つ、体の歪みを整える操体法(そうたいほう)を教えてもらっているところ。
場所は我が家の近く、龍ヶ崎。


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