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Vol.15『RAILWAYS【レイルウェイズ】49歳で電車の運転士になった男の物語

『RAILWAYS【レイルウェイズ】49歳で電車の運転士になった男の物語
発売日:発売中
発売元・販売元:松竹
価格: ¥3,990 (税込)
コピーライト:(C) 2010「RAILWAYS」製作委員会

『RAILWAYS【レイルウェイズ】49歳で電車の運転士になった男の物語』DVDジャケット

スタッフ&キャスト

監督:錦織良成
出演:中井貴一 / 高島礼子 / 本仮屋ユイカ / 三浦貴大 / 奈良岡朋子 他

キャッチコピー

「大人が夢見てもいいんですね。」

イントロダクション

『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズを企画・制作したROBOTの阿部秀司が贈る、心に響く感動作。夢に向かって奮起する主人公・肇を『ザ・マジックアワー』『亡国のイージス』の中井貴一。ハーブショップ経営という自分の夢を叶える一方で、夫とのすれ違いに悩む妻・由紀子に『大奥』『犬と私の10の約束』の高島礼子。それぞれが自立しながらも、夫婦であり続けるという、現代の夫婦間の微妙な距離を演じている。スクリーンに広がる大自然と、日本最古級の電車が紡ぎだす美しい田園風景も見所。

ストーリー

筒井肇(中井貴一)は、一流企業に勤める49歳。近々、昇進も決まり、会社での立場は確立していたが、家庭を顧みない肇から、妻・由紀子(高島礼子)や娘の心は離れる一方だった。そんなある日、田舎で一人暮らす母・絹代(奈良岡朋子)が倒れたとの連絡が入り、追い討ちをかけるように、同期の親友が事故死したという知らせが届く。久しぶりに帰った故郷で、肇は想う。上り調子で来たはずのこれまでの人生、ただ目の前の仕事に追われ、走り続けてきた日々、家族を気遣う余裕もなく、母親にはまだ親孝行の一つもしてやれていないことを…。

エコシネマ コラム

クラブパナソニック エコ 映画『RAILWAYS【レイルウェイズ】49歳で電車の運転士になった男の物語

植物栽培イメージ

いくつになっても夢を追い求めて生きる、ということにロマンを感じる人も多いでしょう。映画『RAILWAYS【レイルウェイズ】49歳で電車の運転士になった男の物語』では、50歳を目前にしたエリートサラリーマンが、幼い頃の夢を実現するべく田舎で電車の運転手になるというストーリー。本作で、夢に向かって奮起する夫と対比的に描かれる妻は、長年の夢を叶えてハーブショップを開店させたばかり。彼女のように本格的ではありませんが、ベランダや部屋で様々な緑を育てている人は多く見かけます。このようなガーデニングをはじめとする植物の栽培は、部屋を華やかにするだけではなく、エコロジーの1つとしても効果的です。植物の葉っぱでグリーンカーテンを作り、自然の力で部屋の温度を調節。野菜や果物の屑など生ゴミを堆肥としてリサイクルするなど、植物栽培は地球に優しいことばかり。現実に疲れて人生の進むべき道に迷いそうになったときにも、癒しとして機能してくれそうです。

大手家電メーカーの経営企画室長・肇(中井貴一)が、病に倒れた母親や同僚の死という現実に対面したことから、50歳を目前にして夢であった電車の運転手になろうとする姿と、家族の在り方を温かいタッチで描く。作品の象徴である「デハニ52・53」など鉄道好きにはたまらないこだわりに注目。

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