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エコシネマ - 映画にみる環境とエコ -

Vol.12『アース スタンダード・エディション』

『アース スタンダード・エディション』
発売日:発売中
発売元:ギャガ
価格: ¥3,360 (税込)
コピーライト:(C)BBC Worldwide 2007

『アース スタンダード・エディション』DVDジャケット

スタッフ&キャスト

監督:アラステア・フォザーギル / マーク・リンフィールド

キャッチコピー

主演、46億歳 地球--。

イントロダクション

生物にあふれた美しく厳しい地球の姿をあらゆる角度から捉えた、大迫力のドキュメンタリー。北極から南極へと向かう旅の中で、ホッキョクグマの親子、砂漠を大移動するアフリカゾウの群れ、ザトウクジラなど数々の生物の営みを圧倒的な迫力の映像で映し出していく。ヒットした『ディープ・ブルー』のスタッフが再集結。超ハイスピードカメラなどの最新機器を駆使しながら、長きにわたって“奇跡の瞬間”を追い続けてきた。動物たちの命のドラマを、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のフルオーケストラにのせて映し出す。製作5年、撮影日数のべ2000日、撮影地全世界200カ所以上というスケールで、最新の撮影技術を駆使してとらえた映像は圧巻。

ストーリー

約50億年前、巨大な小惑星が地球に衝突し、地球の地軸は太陽に対し23.5度傾いてしまう。この天文学的事故はまさに奇跡だった。地軸の傾きは季節、暑さ寒さという気候の変化を生み、壮大な景観の美を作り出した。それは生命にとって完ぺきな状況だ。生命は太陽からエネルギーを得る。そして多くの生物が生きるため途方もない長旅をするのもまた、太陽のせいだ。北極を基点に地球縦断の壮大な旅に出た撮影隊は、ホッキョクグマ、象、ザトウクジラの親子に導かれ、さまざまな命の営みに出会う。自然の中紡ぎだすドラマがここにある。

エコシネマ コラム

クラブパナソニック エコ 映画「アース」

マイバック

最先端の機材を駆使して、世界各国の自然の姿や生き物の貴重な瞬間を捉えた映画『アース』。その映像は実写とは思えず、CGと間違えてしまいそうなほど美しく幻想的です。環境破壊が原因で、絶滅危惧種に指定された動物や自然の姿も捉えられています。

ここ数年ほど前からエコに対する考えも変わり、買い物の際に誰もが持つようになったマイバック。日本のポリ袋の消費量や生産量は世界で見ても、トップに近いそうです。使い終わったらゴミ袋として二次使用すれば問題ないと思う方もいるかもしれませんが、それは間違った認識。ポリ袋は環境に配慮されて作られてはおらず、しかもリサイクルはほとんど行われていないとのこと。ポリ袋が生産され、使用され、ゴミとして出すというサイクルがある限り、『アース』で映し出された映像が過去のものになってしまう危険があります。

小さな事ですが、塵も積もれば山となる。エコバックを持つという簡単な行動が環境保全に役立っているとは…。簡単にできるエコ活動から始めてみるのもいいかも。

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