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お菓子研究家・飯田順子さんの、パナソニックのホームベーカリーで作るパンのレシピや情報が満載のブログです。

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天然酵母スコーンと桃ジャム

みなさんこんにちは。残暑お見舞い申し上げます!
毎日暑いですね。

最近はホームベーカリーの生種おこしコースで起こしたホシノ酵母で、天然酵母スコーンを焼き、手作りジャムを添えて朝ごはんやブランチにしています。暑い日が続くと食欲がおち、朝暑くてご飯の支度になかなか取りかかれませんよねー。そんな時は、スコーン&ジャムがあれば便利なんです!

まず、ホシノ酵母の基本的なおさらいです!
酵母の作り方は、市販のホシノ酵母50gと水100㏄をよく混ぜ、生種おこしコースを選びまsう。24時間するととろとろになり、酵母が出来上がります。この分量で食パン4、5回分になります。冷蔵庫で保存し、1週間くらいで使い切るのですが、初めは酵母も元気があり、大きいパンが良く膨らみます。でも、だんだん10日から2週間すると力が落ちてくるので、それからはプチパンやスコーン、クッキーなど、少しの力でふくらませるものに使用していきます。天然酵母は生種で膨らむ力が落ちるのは、自然で当たり前のことなんです。

特にスコーンは風味がよく、これで作ると本当に美味しいです。生地を作って2~4日寝かせられるし、焦らずにゆっくりと作れるところも天然酵母の魅了です。今が旬の桃のジャムと一緒にぜひつくってみてくださいね。

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■スコーンの作り方

●材料(4㎝の大きさで16個分)
薄力粉    280g
砂糖     30g
塩      小さじ1/2
バター(無塩)70g
卵(M)   1個
牛乳     40ml
ホシノ生種  30g

塗り用牛乳  適宜

1:バターは冷たい状態でサイコロ状にカットし、薄力粉、砂糖、塩とともにフードプロセッサーに入れ、20秒ほどかける。
2:卵、牛乳、ホシノ生種を加え、スイッチを10回ほど押し、ひとまとめにする。
3:ラップに包み、麺棒で16センチ×16センチに伸ばし、冷蔵庫でねかす。(2日~4日くらい保存OK。ねかせた方が断然おいしい。)
4:4㎝にカットし、天板に並べ、表面に刷毛で牛乳を塗り、220℃のオーブンで17~20分焼く。

20110824-1.jpg

■桃のジャムの作り方

●材料

桃     300g(正味)
砂糖    150g
レモン汁  1/2個分

写真のジャムはスモモ2個分を刻んで加えてあります。好みで加えても、なくてもOKです。

1:桃は皮をむき一口大にカットし、砂糖、レモン汁とともに鍋に入れ30分ほどおく。
2:水気が上がってきたら火にかけ、沸騰したら弱火にし、あくをすくいながら煮詰める。
3:とろみが来たら火を止め、煮沸したビンに詰める。
*ジャムは開封したら冷蔵庫で保存のうえ、お早めにお召し上がりください。

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飯田 順子
お菓子研究家。
結婚後、かねてから大好きだったお菓子の研究をスタート。専門書をたよりにお菓子を作り続ける一方で、パティシエによる講習会にも参加し、独自のレシピを開発。
1998年より料理教室を始める。丁寧な指導に加え、フランス菓子の歴史や文化を解説するレッスンは大好評で、生徒数は350人にも及ぶ。スイーツファンを集めて、都内の有名パティスリー巡りやフランスへのスウィーツ・ツアーを定期的に実現する一方で、自らもフランスのエコール・リッツ・エスコフィエやルノートル パリ校でフランス菓子について本格的に学ぶ。
2008年KARACUのディレクトゥールに就任し、商品開発を手掛ける。ケーキやパンなどに関する著書多数。2011年4月より自宅にてパン・お菓子教室「アトリエフェーヴ」を主宰。

 
 
 
 

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